ストウブ鍋のサイズ早見表|人数別の目安と選び方のコツ

売り場に並ぶストウブの箱には18・20・22と数字が振られていますが、これは鍋の直径をセンチで表した数字で、容量ではありません。公式のサイズ目安では、ラウンド18cmがメイン料理1〜2人分で炊飯1〜2合、24cmが4〜6人分で4〜5合とされています。
ところが同じ20cmでも、高さを2.5cm足して容量を約25%増やしたグランココットがあり、形もラウンド・オーバル・Wa-NABE・ラ ココット de GOHANと分かれていて、得意な料理が違います。
直径だけを見て買うと、入るはずの量が入らないという食い違いが起きます。
本記事では、サイズ表記の読み方・形ごとの違い・人数と作るものからの選び分けを解説します。

キッチン小物ラボ編集部
キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ストウブ鍋が煮込みで選ばれるのは、黒い内面と蓋裏のピコがあるから
ストウブは鋳物(いもの)ほうろうの鍋で、鋳鉄の本体にガラス質のほうろうを焼き付けた構造です。日本ではツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン株式会社が展開しています。
ほかの鋳物ほうろう鍋と見た目で違うのが、内側の仕上げです。
ストウブの内面は黒マットエマイユ加工というざらついた黒い仕上げで、熱の回りと焦げつきにくさを狙った作りになっています。
もうひとつが蓋の裏側で、ピコと呼ばれる突起が並んでいます。
ストウブはこの構造を約50年前に生み出したとしていて、蓋の裏で冷えた蒸気が水滴になり、雨のように食材へ落ちる動きをアロマ・レインと呼んでいます。
この構造が活きるのは、蓋をして火にかける煮込みや蒸し焼きです。
裏を返せば、重さは相応にあります。
小さいほうのラウンド16cmでも容量1.20Lに対して重量2.27kgで、蓋を開け閉めするたびに持ち上げる重さがここに加わります。
サイズを決めるときは、人数の目安と同じくらい、この重さを扱えるかどうかが現実的な判断材料になります。
サイズの数字は直径。18cmで1〜2人分、24cmで4〜6人分
公式が出しているサイズ目安は、メイン料理の人数と炊飯の合数の2本立てです。ラウンドとオーバルで数字がずれるので、同じ人数でも選ぶ直径が変わります。
| サイズ | メイン料理の目安 | 炊飯の目安 |
|---|---|---|
| ラウンド18cm | 1〜2人分 | 1〜2合 |
| ラウンド20cm | 2〜3人分 | 2〜3合 |
| ラウンド22cm/オーバル23cm | 3〜4人分 | 3〜4合 |
| ラウンド24cm/オーバル27cm | 4〜6人分 | 4〜5合 |
この数字はあくまで直径なので、深さが変われば入る量も変わります。
たとえばグランココット ラウンド20cmは、通常のラウンド20cmに高さを2.5cm足して容量を約25%増やした深型で、同じ「20cm」でも作れる量が違います。
カレーやスープのように汁気の多いものをまとめて作るなら、直径を上げるより深さで稼ぐという選び方もできます。
人数ごとの目安をもう少し細かく突き合わせたいときは、ストウブのサイズ早見表で人数別の目安と選び方をまとめて解説しています。
丸・楕円・Wa-NABE・ごはん鍋で得意な料理が変わります
同じ容量でも、形が違えば入る食材と煮え方が変わります。現行の主なシリーズを、形の特徴と噛み合う使い方で並べます。
| シリーズ | 形の特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ピコ・ココット ラウンド | 10〜24cmの丸型。公式が「オールマイティに活躍するお鍋」と位置づける基本形 | 1台目を選ぶ人、煮込みから炊飯まで1つで回したい人 |
| ピコ・ココット オーバル | 楕円型。丸型より長い食材が収まる | 魚を姿のまま、かたまり肉やとうもろこしを切らずに入れたい人 |
| Wa-NABE | 底に丸みがあり煮汁が対流しやすい。S・M・Lの3サイズ | 野菜や魚の煮物が多く、煮崩れを避けたい人 |
| ラ ココット de GOHAN | 炊飯用に作られた形。S・M・Lの3サイズ | ごはんを炊く用途をいちばんに考える人 |
楕円型は収納場所と置く向きが丸型と変わるため、コンロと食器棚の空きも合わせて考えてください。ストウブのオーバル鍋では、サイズの目安と丸型との使い分けを解説しています。
人数より作るものから決めると、サイズで迷いません
人数の目安は出発点であって、実際に迷うのは「何を作るか」が決まっていないときです。用途から逆算すると直径は1つか2つに絞れます。
一人暮らし・二人暮らしの普段づかい
ラウンド18cmか20cmが守備範囲です。
18cmは1〜2人分で炊飯1〜2合、20cmは2〜3人分で2〜3合なので、1人で使うなら18cm、2人分を作り置きまで含めて回すなら20cmが収まりやすいサイズになります。
迷ったときの比較はストウブ20cmは何人分かで容量の目安と他サイズとの使い分けを解説しています。
家族の煮込みとかたまり肉
4人以上の献立を1つの鍋で賄うなら、ラウンド24cmかオーバル27cmです。
どちらも4〜6人分の目安で、骨つき肉や丸鶏のように長さのあるものを扱うならオーバルが入れやすくなります。
ただし直径が上がるほど本体は重くなるので、流しまで運んで洗う動作まで想像して決めてください。
ごはんを炊く用途が中心
ラ ココット de GOHANは炊飯のために作られた形で、公式は土鍋と比べて53%ふっくら炊けるとしています。
炊飯もするが煮込みが主役という場合は、ラウンドで合数の目安に合うサイズを選ぶほうが1台で済みます。
鋳物と薄手のホーロー鍋のどちらにするかから考えたいなら、ホーロー鍋の選び方で鋳物と薄手の違いを解説しています。
買う前に見るのは本体の重さと、電子レンジが使えないこと
サイズを決めたあとに食い違いが出やすいのが、対応する熱源です。
ストウブはIH・ガス直火・電気・ハロゲンに対応し、オーブンは260℃まで、耐冷は-20℃で冷凍もできますが、電子レンジは使えません。
作ったものを鍋ごと温め直す使い方は想定できないため、普段の動線に合うかを先に考えてください。
食洗機は公式仕様で使用可とされていますが、庫内に入る直径かどうかは手持ちの機種で確かめる必要があります。
蒸し料理を目当てにしている場合も注意してください。
ココット本体だけでは蒸せず、別売のスチーマーインサート(24cm・26cm径のココットに対応)を入れるか、スチーマー付のセットを選びます。
鍋のサイズとインサートの対応径がずれると使えません。
色は、ブラックのほかチェリー、グレー、カンパーニュ、グランブルーなど幅があります。
つまみの素材はブラックが真鍮(しんちゅう)、ほかの色はニッケルで、見た目だけでなく素材も変わります。
形と機能の違いをもう一段掘るなら、ストウブ鍋の選び方でサイズと形の違いを人数別に解説しています。
よくある質問
1台目はどのサイズを選べばいいですか
作る人数が2〜3人ならラウンド20cm、4人以上ならラウンド24cmが公式の目安に合います。
1人分が中心で炊飯も1〜2合なら18cmです。
形で迷うなら、公式が「オールマイティに活躍するお鍋」と位置づけるピコ・ココット ラウンドから選ぶと用途を絞らずに済みます。
20cmと22cmはどちらにすべきですか
2〜3人分・2〜3合なら20cm、3〜4人分・3〜4合なら22cmが目安です。
人数が境目にあるときは、汁気の多い料理が多いかどうかで決めてください。
深さのあるグランココット ラウンド20cmという選択肢もあり、こちらは通常の20cmより容量が約25%多い作りです。
食洗機と電子レンジは使えますか
食洗機は公式仕様で使用可、電子レンジは不可です。
IHは使えるので、この2つを取り違えないでください。
食洗機に入れる場合は、鍋の直径と高さが庫内に収まるかを確認してください。
鍋だけで蒸し料理はできますか
本体だけではできません。
24cm・26cm径のココットに対応するスチーマーインサートを別に用意するか、スチーマーが付いたセットを選んでください。
手持ちの鍋の径とインサートの対応径が合っているかが条件になります。
どこで買えますか
ツヴィリング公式オンラインショップのほか、三井アウトレットパーク内のツヴィリング・ストウブを扱うアウトレット店舗があります。公式オンラインショップでは数量限定のラッキーバッグを扱う年もありますが、中身も販売時期も年ごとに変わるため、取扱状況はその都度確認してください。
まとめ
ストウブのサイズは直径のセンチ表記で、ラウンド18cmが1〜2人分、24cmが4〜6人分という公式の目安が選ぶ土台になります。
ただし同じ直径でも深さのあるグランココットがあり、形もラウンド・オーバル・Wa-NABE・ラ ココット de GOHANで得意な料理が分かれるため、人数だけでは決まりません。
あわせて、本体の重さ、電子レンジが使えないこと、蒸し器が別売であることも買う前に確かめておくと食い違いが起きません。
ぜひ本記事のサイズ目安の表と形ごとの比較表を参考に、作る料理と人数に合う1台を選んでください。





