ストウブ鍋はIH対応?火力の目安と使い方の注意点を確認

IHのキッチンで、鋳物の鍋がそのまま使えるのか気になるところだと思います。
ストウブの鋳物ほうろう鍋は本体が鋳鉄なのでIHに対応し、ガス直火・電気・ハロゲンでも使えて、オーブンは260℃まで入れられます。
使えないのは電子レンジだけです。
熱源より迷いやすいのはシリーズのほうで、ピコ・ココット ラウンドとオーバル、Wa-NABE(ワナベ)、ラ ココット de GOHANは形が違い、同じ人数でも噛み合うものが変わります。
本記事では、IHで使うときの対応範囲・鍋底の直径で起きる落とし穴・シリーズごとの形の違いと人数別のサイズ目安を解説します。

キッチン小物ラボ編集部
キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ストウブ鍋がIHで使える範囲と、電子レンジだけ外れる理由
ストウブの鍋は、鋳鉄の本体にガラス質のほうろうを焼き付けた作りです。
本体が鉄なのでIHの磁力に反応し、公式の対応熱源はIH・ガス直火・電気・ハロゲンとなっています。
オーブンは260℃まで、耐冷は-20℃までで冷凍にも対応するため、コンロで煮てからオーブンへ移し、残りを鍋ごと冷やすという流れを1つの鍋で通せます。
その一覧から外れているのが電子レンジです。
金属の本体は電子レンジに入れられないので、温め直すときは器に移すか、IHかオーブンにかけてください。
IHは可、電子レンジは不可、この2つだけ取り違えないようにしてください。
内側は黒マットエマイユ加工という、ざらついた黒い仕上げになっています。
熱の回りと焦げつきにくさを狙った仕上げで、IHの強火で肉に焼き色を付けてから煮る使い方とも噛み合います。
洗い方については公式仕様で食洗機可とされていますが、手持ちの型番の取扱説明書でも対応を確認しておくと安心です。
鋳物ほうろう全体の性格や薄手のホーロー鍋との違いは、ホーロー鍋の選び方で解説しています。
IHで差が出るのは鍋底の直径|小さいサイズを選ぶときの確認
ストウブの丸型は10cmから24cmまで展開があり、IHで引っかかるのは小さいほうです。
IHのコンロは機種ごとに反応する鍋底の直径に下限があり、下限を下回ると加熱が始まらないか、出力が落ちて途中で止まることがあります。
10cmや12cmのような小さい鍋をIHで使う予定なら、鍋のIH対応表示だけでなく、使っているIH側の取扱説明書に書かれた対応鍋径を先に確認してください。
重さも見ておきたいところです。
ラウンド16cmは容量1.20Lで重量2.27kgあり、水と食材が入れば3kgを超えます。
ガラストップのIHでは、鍋を置いたまま引きずると天板に傷が付くおそれがあるため、動かすときは持ち上げてください。
片手で持ち上げられる重さかどうかは、サイズを決めるときの現実的な判断材料になります。
IHで使うストウブ鍋の主要4シリーズの違い
対応熱源はシリーズをまたいで共通なので、選ぶときに見るのは形です。形が変われば煮汁の動きと入る食材の長さが変わります。
| シリーズ | 形と特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ピコ・ココット ラウンド | 10〜24cmの丸型。蓋裏の突起(ピコ)で蒸気を食材に落とすアロマ・レイン効果をもっとも実感できる位置づけ | 煮込みから炊飯まで1台で回したい人 |
| ピコ・ココット オーバル | 23cm・27cmなどの楕円型。丸型に収まらない長い食材が入る | 魚を丸ごと、長い野菜をそのまま使う人 |
| Wa-NABE | 底に丸みがあり煮汁が対流する和鍋型。S・M・Lの3サイズ | 野菜や魚を煮崩さず仕上げたい人 |
| ラ ココット de GOHAN | 炊飯用に開発された形。公式は土鍋と比べて53%ふっくら炊けるとしている。S・M・L | ごはんを炊くのが主な目的の人 |
楕円型は丸型より置き場所の横幅を取るので、IHの天板に並べて使う鍋との干渉も考えておくと安心です。丸型との使い分けはストウブのオーバル鍋で解説しています。
用途から決めるシリーズの選び分け
煮込みを中心に、1台で済ませたい
ピコ・ココット ラウンドを選んでください。
公式が「オールマイティに活躍するお鍋」と位置づけているシリーズで、カレーやポトフのような煮込みに加えてごはんも炊けます。
2〜3人分なら20cm、3〜4人分なら22cmが公式の目安です。
なお、ラウンド20cmには高さを2.5cm足して容量を約25%増やしたグランココット ラウンド 20cmもあり、同じ設置面積でもう少し量を作りたい場合はこちらが噛み合います。
魚や煮物を崩したくない
Wa-NABEが向きます。
底が丸いことで煮汁が対流しやすく、デリケートな食材が煮崩れしにくい形です。
和の煮物や鍋物が多い家庭では、同じ容量のラウンドより扱いやすく感じられるでしょう。
ごはんを炊くのが主目的
ラ ココット de GOHANが専用形状です。ただしラウンドでも炊飯の目安が公式に示されているため、おかずと兼用したいならラウンドを選び、炊飯専用に1台増やすならde GOHANという切り分けになります。
ストウブ鍋のサイズ展開とカラー|つまみの素材は色で変わる
公式のサイズ目安では、ラウンド18cmがメイン1〜2人分で炊飯1〜2合、20cmが2〜3人分で2〜3合、22cmとオーバル23cmが3〜4人分で3〜4合、24cmとオーバル27cmが4〜6人分で4〜5合です。
人数とごはんの量、どちらを基準にするかで同じ家族構成でも1サイズずれることがあるので、使う頻度が高い料理のほうに合わせてください。
人数別のもう少し細かい目安はストウブ鍋のサイズ早見表で解説しています。
色はブラック、チェリー、グレー、ソルベローズ、カンパーニュ、グランブルー、ユーカリ、バジルグリーン、グレナディンレッドなどの展開があります。
見た目だけの違いではなく、蓋のつまみの素材がブラックは真鍮、ほかの色はニッケルと分かれます。
つまみは鍋とは別に熱を持つ部分なので、素材の違いも含めて商品ページで確認しておくと選びやすくなります。
形とサイズの考え方をまとめて押さえたい場合はストウブ鍋の選び方が参考になります。
買う前に商品ページで確かめる3か所
- 鍋底の直径と、使っているIHの対応鍋径。小さいサイズを検討しているときほど先に見てください
- 蒸し料理をしたいかどうか。蒸し器はココット本体の機能ではなく、別売のスチーマーインサート、または「ピコ・ココット スチーマー付」のセットで用意されています。インサートは24cm・26cm径のココットに対応する展開なので、本体のサイズと合うかを確認してください
- 素材の種類。ストウブには鋳物ほうろうとは別にセラミックのダイニングラインやマグ、プレートがあり、対応する熱源も別です。IHで使う前提なら鋳物ほうろうの製品を選んでください
購入経路は、ツヴィリング公式オンラインショップのほか、三井アウトレットパーク内のツヴィリング系アウトレット店舗(仙台港・木更津・入間・横浜ベイサイドなど)でも扱いがあります。
公式オンラインショップでは数量限定のラッキーバッグを扱う年もありますが、中身や販売時期は年ごとに変わるため、取扱いは店舗と時期しだいと考えてください。
日々の手入れの目安はストウブの鍋はどう選ぶ?で解説しています。
よくある質問
ストウブ鍋はIHでそのまま使えますか
使えます。
公式の対応熱源にIHが含まれており、ガス直火・電気・ハロゲンにも対応します。
ただしIH側に対応鍋径の下限があるため、10cmや12cmなど小さいサイズを使う場合はコンロの取扱説明書を確認してください。
電子レンジに入れてもいいですか
入れられません。
本体が鋳鉄のため電子レンジは不可です。
温め直すときは耐熱の器に移すか、IHかオーブン(260℃まで)で加熱してください。
食洗機で洗えますか
公式仕様では食洗機可とされています。
ただし対応は製品ごとに条件が違うことがあるので、手元の製品の取扱説明書でも確認してください。
焦げつきを落とすときに研磨力の強い道具を使うか迷う場合も、メーカーが指定している手入れ方法に従うのが安全です。
ストウブとル・クルーゼはIHでの使い方が違いますか
どちらも鋳物ほうろうでIHに対応しますが、蓋裏の構造やサイズ展開、カラーの考え方が別です。サイズと鍋型の整理はル・クルーゼの選び方で解説しています。
まとめ
ストウブの鋳物ほうろう鍋はIHで問題なく使え、ガス直火・オーブン260℃・冷凍まで通せる一方で、電子レンジだけが外れます。IHで実際に引っかかるのは熱源の対応ではなく鍋底の直径と重さで、小さいサイズを選ぶときはコンロ側の対応鍋径を先に確認してください。
シリーズは、1台で煮込みも炊飯もこなすならピコ・ココット ラウンド、長い食材を入れるならオーバル、煮崩したくないならWa-NABE、ごはん中心ならラ ココット de GOHANという分かれ方です。ぜひ本記事の4シリーズ比較表と人数別のサイズ目安を参考に、ご家庭のIHと作る料理に合う1台を選んでください。





