SHARE:

山田工業所の中華鍋はどこで買える?板厚とサイズの選び方

山田工業所の中華鍋はどこで買える?板厚とサイズの選び方

通販の一覧に並ぶ山田工業所の中華鍋は、「鉄 打出 片手中華鍋」という同じ名前のまま板厚1.2mmと1.6mmに分かれ、サイズは24cmから45cmまで続きます。

シリーズ名で性格が分かれているのではなく、板厚・サイズ・片手か両手かの3つの組み合わせだけで品番が増えていく作り方なので、一覧を眺めただけでは自分に合う1本を絞れません。

山田工業所は神奈川県横浜市の家族経営の工場で、鉄板をハンマーで打って成形する打出しの中華鍋を作っています。

本記事では、打出しという作り方の特徴・板厚と形の選び分け・買う前にコンロ周りで確かめる点を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

山田工業所の中華鍋が選ばれているのは、打出しという作り方から

打出し(うちだし)は、鉄板をハンマーで打って鍋の形に成形する作り方で、表面には打った跡がそのまま残ります。

山田工業所は日本で唯一の打出し中華鍋メーカーとされていて、横浜で3代以上続く工場がこの作り方を守っています。

名前を指名して検索されているのは、この作り方そのものが探しにくいからです。

選ぶときに迷う要素は多くありません。

板厚が1.2mmか1.6mmか、取っ手が片側だけの片手型か両側にある両手型か、そしてサイズを何cmにするかです。

この3つが決まれば品番は決まります。

逆に言えば、表面加工のグレード違いやコーティングの選択肢で迷う必要はなく、鉄そのものを選ぶことになります。

鉄の中華鍋全般の性格と手入れの考え方は鉄の中華鍋の選び方で解説していますので、そもそも鉄でいくかどうかから考えたい場合はそちらが先です。

板厚1.2mmと1.6mm、片手と両手で中華鍋はどう変わるか

板厚の差は、鍋を持ち上げたときの重さと、熱の保ちやすさに表れます。

1.2mmは軽くてあおりやすく、1.6mmは重いかわりに熱を保ちやすい板厚です。

家庭のコンロなら1.2mmのほうが扱いやすく、現行の展開もサイズが8種類ともっとも細かく分かれています。

タイプ特徴向いている人
鉄 打出 片手中華鍋(1.2mm)24cmから45cmまで8種類。片手型で、鍋を振って使う形。27cmには竹ささら・中華お玉・受け台が付くセットもある家庭のコンロで炒め物をあおりたい人。初めての1本
鉄 打出 片手中華鍋(1.6mm)42cmなど大きめのサイズ展開。1.2mmより重く、熱を保ちやすい火力の強い環境で、量を一度に炒める人
鉄 打出 両手中華鍋(1.2mm)39cm、45cmなど。取っ手が両側にあり、置いたまま使う広東鍋の形振らずに、煮る・蒸す・揚げるも兼ねたい人

片手型は北京鍋、両手型は広東鍋と呼ばれる形です。呼び名の由来や形ごとの得意料理は北京鍋と広東鍋の違いとサイズ比較で解説しています。

振るか置くかで、選ぶ中華鍋が変わります

家庭のコンロで炒め物をあおる

片手1.2mmの24〜30cmあたりが噛み合います。

家庭用コンロの五徳は中華鍋の丸い底を支えきれないことがあるため、サイズを上げるほど安定しにくくなります。

2人ぶんの炒め物なら27cm前後から見ていくと、収納場所にも困りにくい範囲です。

コンロ別のサイズ目安は家庭用の中華鍋のサイズ目安で解説しています。

量を一度に炒める

39cm以上になると、片手1.2mmに加えて1.6mmや両手型が選択肢に入ります。

板が厚いほうが食材を入れたときに鍋の温度が落ちにくい一方、片手で振る使い方は難しくなります。

振るつもりがないなら、最初から両手型を選ぶほうが自然です。

炒める以外にも使う

煮物・蒸し物・揚げ物まで1つで済ませたいなら、置いて使う両手型の39cmか45cmが合います。両手型は鍋肌が広いぶん、コンロの上で占める面積も大きくなるので、隣のバーナーが使えるかを含めて考えてください。

サイズ展開は24cmから45cmまで、27cmにはセットもあります

片手1.2mmは24cmから45cmまで8種類が用意されていて、1cm刻みではなく数cmごとの展開です。

この幅があるため、家庭用から業務用までが同じ名前の中に同居しています。

35cmを超えるサイズは、家庭のコンロでは五徳からはみ出したり、シンクで洗いにくかったりします。

27cmには、竹ささら・中華お玉・受け台が付くセットもあります。

竹ささらは鉄鍋を洗うときに使う竹の束で、受け台は丸い底の鍋をコンロや台の上に置くための輪です。

鉄の中華鍋を初めて使う場合、この2つは別途そろえることになるので、セットのほうが買い足しの手間は減ります。

色やコーティングの選択肢はなく、鉄の地のままという点は、どのサイズでも共通です。

買う前に確認するのは、コンロの五徳と洗い方

まず、自宅のコンロに載るかを測ってください。

中華鍋の表記は口径(上の縁の直径)なので、五徳の直径と比べて大きく張り出さないかを見ます。

IHの場合は、打出しの鉄鍋は底が丸く、天板に接する面が小さくなります。

対応の可否は販売ページの表記とコンロの取扱説明書で確認してください。

IH対応の中華鍋の選び方では、底径と板厚から見分ける考え方を解説しています。

次に、使い始めの手順です。

鉄の中華鍋は買ってすぐ使えるものではなく、一般に空焼きをして油をならす作業から始まります。

手順の詳細は製品に付属する案内に従ってください。

洗い方も、洗剤やたわしでこすり落とす前提の鍋とは違い、湯と竹ささらで落とす方法が基本です。

食洗機は鉄鍋に向きません。

買う前に、この手入れを毎回続けられるかを考えておくほうが、板厚よりも先に決まる条件になります。

素材ごとの手入れの重さを比べたい場合は中華鍋の選び方で解説しています。

よくある質問

家庭で使うなら板厚1.2mmと1.6mmのどちらですか

家庭のコンロなら1.2mmが扱いやすい板厚にあたります。1.6mmは熱を保ちやすい反面、重くなるので、片手で振る使い方とは相性が良くありません。

片手型と両手型、最初の1本はどちらがいいですか

炒め物を振って作りたいなら片手型、置いたまま煮る・蒸すにも使いたいなら両手型です。山田工業所の片手1.2mmはサイズ展開がもっとも細かいので、家庭用の小さめサイズを探している場合も片手型から見ることになります。

IHで使えますか

打出しの中華鍋は底が丸く、IHの天板に接する面が小さくなります。使えるかどうかは製品の表記とコンロ側の条件によるので、購入前に販売ページの対応表記と取扱説明書の両方を確認してください。

洗剤で洗ってもいいですか

鉄の鍋は、湯と竹ささらで汚れを落とす洗い方が基本です。

洗剤でなじませた油を落とすと、使い始めの手順をやり直すことになります。

手入れの指定は製品の案内に従ってください。

どこで買えますか

通販のほか、調理道具を扱う専門店で見かけます。板厚とサイズの組み合わせが多く、取扱いは店舗や時期によって変わるため、狙っているサイズがあるなら複数の販路を見比べてください。

まとめ

山田工業所の中華鍋は、板厚・片手か両手か・サイズの3つを決めれば品番が決まります。

家庭のコンロで炒め物をあおるなら片手1.2mmの小さめサイズ、置いて煮炊きまで兼ねるなら両手型、量を一度に炒めるなら1.6mmという順で考えると迷いません。

そのうえで、五徳に載るかと、湯と竹ささらで洗う手入れを続けられるかが、買ってから後悔しないための分かれ目になります。

ぜひ本記事の比較表とサイズの目安を参考に、自宅のコンロを測ってから1本を選んでください。

あなたへのおすすめ