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キッチンバサミの分解方法|外し方と洗い方の手順とコツ

キッチンバサミの分解方法|外し方と洗い方の手順とコツ

刃の付け根に、鶏肉の筋が白く残っています。スポンジでこすっても、2枚の刃が重なる支点のすき間には届きません。

ここで最初に確かめるのは、支点が何で留まっているかです。

小さなネジが見えればドライバーで外せますし、ネジが無くても刃を大きく開いた1か所の角度でだけ左右が抜けるセパレート式なら、工具なしで2枚に分かれます。

支点が平たくつぶしてあるリベット留めの一体型は、そもそも分解する構造ではありません。

本記事では、キッチンバサミの分解手順・外せないタイプを無理に開いたときに起きること・洗って乾かすまでの注意点を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

キッチンバサミを分解する基本の手順

支点の留まり方を見分ける

洗い始める前に、2枚の刃が交わっている支点をのぞき込んでください。

ネジの頭が出ているものはネジ留め式で、ドライバー1本で分かれます。

ネジが無く、片方の刃に丸い突起、もう片方にその突起が通る切り欠きがあるものが抜き差し式(セパレート式)です。

支点が鋲(びょう)でつぶしてあるものはリベット留めで、分解を前提にした作りではありません。

刃を2枚に抜く

セパレート式は、刃を開いていくと突起と切り欠きの位置がそろう角度が1か所だけあり、そこで左右に引くと軽く抜けます。

角度が合っていないまま力を入れても外れないので、開き角を少しずつ変えながら抵抗なく抜ける位置を探してください。

ネジ留め式はネジを外せば刃が分かれますが、小さなワッシャーが一緒に落ちることがあるため、シンクの上ではなく小皿の上で作業します。

どちらも刃は峰側(刃が付いていない背の部分)を持ち、刃先を手のひらに向けないようにしてください。

組み直すときは刃の重なりを合わせる

戻すときに左右を入れ替えると、2枚の刃がすれ違わずに食材を押しつぶすだけになります。

外す前にハンドルの色や刻印を見て、どちらが手前に重なっていたかを覚えるか、スマートフォンで1枚撮っておくと確実です。

組んだあとは紙を1枚切り、刃先まで引っかからずに切れるかを確かめてください。

分解できないキッチンバサミを開けると起きること

リベット留めの支点をこじ開けようとすると、鋲が広がって支点にがたつきが出ます。がたつくと刃がすれ違う位置がずれ、薄い鶏皮や袋のフィルムが刃の間へ逃げて切れなくなります。

刃を研いでも支点のがたは戻らないため、切れ味は落ちたままです。

樹脂ハンドルの付け根も同じで、白い筋が入った部分はすでにひびが入りかけています。

ハンドルが割れると握った力が刃に伝わらず、刃そのものが無事でも道具として使えません。

取扱説明書に分解の記載が無い製品を開けてしまうと、修理や部品交換の相談もしづらくなるので、分解できるかどうかは説明書かメーカーの商品ページで確認してください。

買い替えの段階から洗いやすさで選びたい場合は、刃渡りと分解式で比べるキッチンバサミの選び方で解説しています。

分解でよくある失敗と戻らないときの直し方

外れる角度がどうしても見つからない

開き角を数度ずつ変えながら、各位置で軽く引いて試します。ハンドルが開く限界まで試しても抜けないなら、そのハサミは分解式ではない可能性が高いので、力で押し切らずに説明書を確認してください。

組み直したら噛み合わない

刃の左右が入れ替わっているときに起きます。

いったん抜いて重なりを逆にし、紙を切って確かめ直してください。

向きが正しいのに食材を噛むなら、支点のネジが締まりすぎているか、逆にゆるんでいる場合があります。

ネジが回らない・山をなめた

ネジの溝に対して細すぎるドライバーを使うと、山をなめます。

溝いっぱいに入る太さのものを選んでください。

すでになめてしまった場合は、自分で削らずメーカーの窓口に相談するほうが安全です。

ネジやワッシャーを無くした

単品で部品を取り寄せられるとは限りません。外した部品は必ず小皿にまとめ、排水口にはふたをしてから作業してください。

キッチンバサミの分解洗いに使う道具と代用品

中性洗剤と柄の付いた細いブラシがあれば足ります。

ブラシは使い終えた歯ブラシで代用でき、支点の溝やハンドルの内側のように指が入らない場所の汚れを落とせます。

乾いて固まった汚れは竹串の先ではがすと取れますが、刃に強く押し当てないでください。

ネジ留め式なら、サイズの合ったドライバーを1本そろえておくと山をなめずに済みます。

反対に、使わないほうがよいものもあります。

ステンレスの刃に塩素系漂白剤を使うと腐食の原因になり、金属たわしやクレンザーは刃の表面に細かい傷を残します。

食洗機に入れられるかは本体表示と取扱説明書で確認してください。

本体は対応でも樹脂ハンドルは手洗い指定という例があり、ネジやワッシャーはかごの網目から落ちるため手洗いにします。

素材で変わる洗い方と乾かし方

ステンレスの刃

洗ったあとは布で水気を拭き、乾かしてからしまってください。ステンレスは錆びにくい素材ですが錆びないわけではなく、塩分やレモン・トマトの酸が付いたまま放置すると、刃の付け根に点状の変色が出ることがあります。

樹脂のハンドル

熱で変形するものがあるため、熱湯をかける前に耐熱の表示を確かめてください。食洗機の高温乾燥も同じで、対応の記載が無ければ手洗いにします。

木や竹の柄

無塗装のものは長時間の浸け置きをせず、洗ったらすぐ拭いて風通しのよい場所で乾かします。

漂白剤と食洗機は避けてください。

ウレタン塗装は表面が樹脂で覆われていて水に強い一方、食洗機の高温で塗膜が傷むことがあります。

漆塗りは乾燥と熱の両方に弱いので、つけ置きも食洗機も向きません。

素材ごとの作りの違いは、一生使えるキッチンバサミの素材と構造の見分け方で解説しています。

分解して洗う頻度とタイミングの目安

生の肉や魚を切った日は、その日のうちに分解して洗ってください。

支点のすき間に入ったたんぱく質や脂は、組んだままの状態ではすすぎ残りやすく、においの元になります。

野菜を切る、袋を開けるといった使い方だけなら、使用後すぐに洗って拭き上げれば足り、分解洗いは週に1回程度を目安にすると負担になりません。

開閉が重い、きしむ音がするといった変化は、支点に汚れがたまっているサインなので、そのタイミングでも分解します。

ネジ留め式は着脱を繰り返すとネジがゆるむため、組んだあとに刃のがたつきを一度確かめてください。

潤滑のために油を差す場合は、キッチン用品に使ってよいと案内されている製品かを確認します。

乾かす場所と定位置の作り方は、キッチンバサミの置き場所と吊るし方で解説しています。

よくある質問

分解できるキッチンバサミかどうかは買う前に分かりますか

商品説明に「分解」「セパレート」「丸洗い」といった表記があるかを見てください。

表記が無い場合でも、支点の拡大写真にネジが写っていればネジ留め式と判断できます。

メーカー別の作りはヘンケルスのキッチンバサミの分解洗い対応モデルやヴェルダンのキッチンバサミの刃先形状と分解洗いの可否で解説しています。

分解した刃は食洗機に入れてもいいですか

本体表示と取扱説明書で確認してください。

刃は対応でもハンドルは手洗い指定という製品があり、部品ごとに条件が違います。

入れる場合も、刃先が他の食器や手に向かない向きで固定してください。

刃の付け根に赤茶色の点が出てしまいました

水気が残ったまましまったときに出やすい変色です。

塩素系漂白剤は腐食の原因になるので使わず、メーカーが指定している手入れ方法を確認してください。

広がっていく場合は、使い続ける前に販売元へ相談するほうが安全です。

分解したのに切れ味が戻りません

刃の左右の重なりと、支点のネジの締め具合を確かめてください。

どちらも正しいのに切れないなら、汚れではなく刃そのものが摩耗しています。

研ぎ直しに対応しているかは製品で異なるため、メーカーの案内を確認してください。

まとめ

キッチンバサミの分解で最初に決まるのは、支点がネジ留めか、抜き差し式か、リベット留めの一体型かという見分けです。

抜き差し式は角度が合えば軽い力で外れるので、抜けないときに力を足すのではなく開き角を変えてください。

洗ったあとは水気を拭き、刃の重なりを確かめてから組み直すと、切れ味を落とさずに使い続けられます。

ぜひ本記事の手順と素材別の洗い方を参考に、お使いのキッチンバサミの支点をまず確かめてみてください。

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