竹のまな板のサイズの選び方|厚みと重さの目安を比較

竹のまな板の商品ページには、縦30cm×横20cm×厚み10mmのように3つの数字が並びます。木のまな板の厚みが20〜30mmあることを知っていると、この10mmは心もとない数字に見えます。
ただ、竹は植物としてはイネ科で、木材ではありません。
細く割った竹を接着剤で貼り合わせた集成材なので、同じ厚みの一枚板とは反り方も重さも違います。
この成り立ちを知っていれば、厚みの数字だけで強度を判断しなくて済みます。
本記事では、竹のまな板のサイズ表記の読み方・厚みごとに向く使い方・製品ごとに食洗機の可否がずれる理由を解説します。

キッチン小物ラボ編集部
キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
竹のまな板は木材ではなく、竹を貼り合わせた集成材です
竹の幹にあたる部分は稈(かん)と呼ばれ、中が空洞で肉厚も数mmから十数mmしかないため、そのままでは一枚板にできません。
細く割って平らに削り、接着剤で横方向に貼り合わせて初めて板の形になります。
竹のまな板の表面に細い縞が等間隔で走っているのは、この接合線です。
この成り立ちから、ひのきや桐のような無垢の一枚板とは性質が分かれます。
繊維の向きをそろえて貼り合わせているぶん、乾湿による反りは一枚板より出にくい一方、板の内部には接着層が入っています。
長時間の水のつけ置きや高温での乾燥が剥離の原因になるかどうかは製品ごとに条件が違うので、メーカーの案内を確認してください。
無垢材を前提にした手入れをそのまま当てはめると判断を誤ります。
貼り合わせ方で表面の見え方が変わる
幅2〜3cmの短冊を平らに並べたタイプは、竹の表面に近い平滑な面が出ます。
細いひごを立てて貼ったタイプは、断面側が作業面になるため点状の節目が細かく並びます。
繊維を高圧で固めた圧縮タイプは色が濃く、密度が上がるぶん同じ寸法でも重くなります。
商品写真の縞の太さと向きを見れば、どのタイプかはだいたい判別できます。
竹のまな板のサイズ表記は縦×横×厚みの3つ
表記は縦(手前から奥の長さ)×横(左右の長さ)×厚みの順が基本で、単位はcmとmmが混在します。
商品ページで「幅×奥行×高さ」と書かれている場合、高さが厚みにあたります。
重さをg表記で併記している製品も多く、同じ寸法でも圧縮タイプかどうかで数百g単位の差が出ます。
注意したいのは、表記の寸法がそのまま作業に使える面積ではないことです。
まわりに汁受けの溝が彫られていれば、その幅のぶん内側が実際の作業面になります。
取っ手が一体で成形された製品は、取っ手を含めた全長が横の数字になっていることがあり、板として使えるのは表記より数cm短くなります。
吊り下げ穴も同じで、穴の周辺は刃を入れにくい場所です。
包丁を置いたときに余白がどれだけ残るかで考えると分かりやすく、刃渡り18cmの三徳包丁を使うなら、作業面の横は25cm以上あると切った食材を端に寄せられます。
厚みの段階ごとに向く使い方が変わります
竹製で流通している厚みは、おおむね5mmから25mmの範囲に収まります。同じ竹でも厚みで板としての性格が変わるので、まず自分がどの使い方をするのかで段階を選んでください。
| 厚みの表記 | 板としての性格 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 5〜8mm | シート状に近く軽い。持つとわずかにたわむ | 切った食材を鍋へ運びたい人、2枚目として使い分けたい人 |
| 10〜15mm | 竹まな板の中心的な厚み。立てかけ収納もしやすい | 毎日の野菜切りが中心で、収納場所が狭い人 |
| 18〜25mm | 重さが出て台の上で動きにくい | 据え置きで使い、洗うときも動かさない人 |
薄い板は、まな板の下にふきんを敷くなどして滑りを抑える前提になります。
厚い板は安定する代わりに、シンクで立てて洗うときの負担が増えます。
軽さを最優先するなら竹より桐のほうが有利な場面もあり、桐のまな板のサイズと厚みの目安では重さと乾きやすさの関係を解説しています。
シンクの内寸から決める竹まな板のサイズ
寸法を決める順番は、洗う場所から逆算するのがいちばん確実です。
シンクの底の内寸を測り、その長辺より短い横幅であれば、シンクの中で斜めに寝かせて洗えます。
入らない寸法を選ぶと、毎回シンクのふちに立てかけて洗うことになり、洗い残しが増えます。
次に作業台の奥行きを測ります。
奥行きが50cm前後の台で縦30cmのまな板を置くと、奥に調味料を置く余地が残ります。
縦が大きいほど食材を広げられますが、手前にはみ出すと包丁の角度が窮屈になります。
収納場所の寸法も先に測る
シンク下の引き出しに寝かせるなら引き出しの内寸、立てて収納するなら高さの制限が上限になります。
吊り下げるなら、厚みのあるフックが通る穴かどうかを商品写真で確かめてください。
竹は反りにくい一方、立てかけたまま片面だけ濡れた状態が続くと、接合部に汚れが残ります。
同じ竹製でも、手入れの条件が製品ごとに違う理由
竹のまな板で条件が分かれるのは、表面の仕上げと接着層の扱いです。
無塗装のもの、植物油で仕上げたもの、ウレタン系の塗膜があるものでは、水の吸い方も洗剤の当たり方も変わります。
塗膜のある製品は水をはじきますが、刃が塗膜を削った部分から水が入るため、傷が増えた状態での手入れはメーカーの案内に従ってください。
食洗機への対応も、「竹製だから不可」と一律には決まりません。
対応と案内している製品もあれば、高温乾燥での反りや剥離を理由に手洗い指定としている製品もあります。
パッケージや取扱説明書に食洗機の可否と耐熱温度の記載があるかを確認し、記載がなければ手洗いで扱うのが安全です。
漂白についても同様で、塩素系を不可としている製品があります。
この条件の幅は、樹脂のまな板のように材質が均一な板とは考え方が違う点です。材質ごとの手入れの前提は樹脂まな板のサイズと厚みの選び方で解説しています。
寸法が合わないと起きること、仕様表のどこを見るか
横幅がシンクの内寸を超えていると、洗うたびに水が周囲に飛び、板の端まで洗いきれません。
逆に小さすぎる板では、キャベツを1/4に切った段階で作業面が埋まり、切ったものを別の皿に移す手間が増えます。
薄い板を濡れた台に直接置くと、包丁を入れた拍子に板ごと滑ります。
確認する場所は決まっていて、商品ページの仕様欄にある材質・サイズ・重量・表面加工・食洗機の可否の5項目です。
材質欄に「竹(接着剤使用)」や「竹集成材」と書かれていれば貼り合わせの板で、ここに塗装の種類まで書かれていることもあります。
記載が見つからない項目は、取扱説明書か販売店への問い合わせで確かめてから買うほうが確実です。
木の一枚板と比べて検討したい場合は、木のまな板のサイズ目安で人数別の厚みと重さを解説しています。
よくある質問
竹のまな板は包丁の刃に負担がかかりますか
竹は桐やひのきより密度が高く、刃を入れたときの当たりは硬く感じられます。
圧縮タイプはさらに密度が上がります。
刃の摩耗の進み方は包丁の鋼材や切る頻度でも変わるため、竹だから傷むとも傷まないとも言い切れません。
刃当たりのやわらかさを優先するなら、ひのきのまな板のサイズと厚みの目安で特徴を解説しています。
竹のまな板は食洗機に入れられますか
製品ごとに違うので、本体の表示と取扱説明書を確認してください。
竹の板は接着層を含むため、高温の洗浄と乾燥を繰り返すと接合部に影響が出る可能性があり、手洗い指定としている製品があります。
記載が見当たらない場合は手洗いで扱ってください。
黒ずみが出たら漂白剤を使って良いですか
使えるかどうかは製品の指定しだいです。
塩素系漂白剤を不可としている竹製品があり、塗装の有無でも条件が変わります。
まずパッケージや商品ページの手入れ方法を確認し、指定された方法で対処してください。
まとめ
竹のまな板を選ぶときは、縦×横×厚みのうち、まず横幅をシンクの内寸から決め、次に収納場所の寸法で厚みを絞ると迷いません。厚みは5〜8mm、10〜15mm、18〜25mmで板の性格が分かれ、持ち運んで使うのか据え置きで使うのかによって選ぶ段階が変わります。
そのうえで、材質欄に竹集成材と書かれていること、表面の仕上げと食洗機の可否が明記されていることを確認してください。ぜひ本記事の厚みの段階表と仕様欄の5項目を手元に置いて、自分の台所の寸法に合う一枚を選んでください。




