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樹脂まな板のサイズと厚みの選び方|木製との違いも比較

樹脂まな板のサイズと厚みの選び方|木製との違いも比較

売り場に並ぶ樹脂のまな板は、どれも同じ白い長方形に見えますが、裏面のラベルには原料樹脂名のポリプロピレン、耐熱温度100度、外寸330×200×13mmといった表示が並んでいます。

サイズ表記は外寸(長さ×幅×厚さ)なので、フチや取っ手がある製品では、実際に刃を当てられる面は表記よりひと回り小さくなります。耐熱温度も樹脂のタイプによって70度台から120度台まで開きがあり、食洗機に入れられるかどうかはこの数字と本体の表示しだいです。

本記事では、樹脂まな板の表示の読み方・素材タイプごとの違い・シンクと食洗機から逆算したサイズの決め方を解説します。

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボ編集部

キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

樹脂のまな板は、原料樹脂名と耐熱温度と外寸の3つで中身が分かります

合成樹脂製のまな板には、裏面かパッケージに原料樹脂の種類と耐熱温度、外寸が表示されています。

売り場でひとまとめに「樹脂まな板」と呼ばれていても、原料樹脂名まで同じとは限りません。

ポリプロピレンもポリエチレンも熱可塑性エラストマー(ねつかそせいエラストマー)も、すべて樹脂と呼ばれる範囲に入ります。

耐熱温度は、その樹脂が変形しない上限の目安を示した数字であって、熱湯をかけてよいとか煮沸消毒できるという意味ではありません。

100度と表示された板でも、やってよい手入れの範囲は耐熱温度ではなく取扱表示の指定で判断してください。

漂白や除菌の方法も製品ごとに指定が違うので、迷ったらメーカーの案内を確認するのが確実です。

外寸は長さ×幅×厚さの順で書かれます。長さと幅はシンクや食洗機に収まるかを決め、厚さは重さと反りにくさを決めるので、同じ330×200mmでも厚さ5mmと13mmでは使い心地がまったく違います。

ポリプロピレン・ポリエチレン・エラストマーで、耐熱温度と刃当たりが変わります

原料樹脂名が分かると、その板の性格はおおよそ読めます。家庭用で見かけるのは次の3タイプです。

樹脂のタイプ耐熱温度の表示刃当たりと重さ向いている使い方
ポリプロピレン(PP)100〜120度と表示される製品が多い硬めで軽い軽さ優先、食洗機に入れたい人
ポリエチレン(PE)70〜90度と表示される製品が多いやわらかく、厚板が中心包丁の刃先への当たりを和らげたい人
エラストマー製品差が大きく、表示の確認が必要弾力があり重め、ずれにくい力をかけて刻む作業が多い人

薄手で軽い板はたいていポリプロピレンで、価格帯も100均で買える範囲から専門店のものまで幅があります。

ポリエチレンは業務用に多い厚板に使われる一方、耐熱温度の表示が低めなので、食洗機の加熱乾燥を前提にするなら数字を必ず見てください。

エラストマーは弾力で刃を受け止めるぶん同じ外寸でも重くなり、吊り下げ収納とは相性がよくありません。

まな板のサイズ表記は外寸、刃を当てられる面はそれより小さい

外寸に含まれるのは、フチの立ち上がり、汁受けの溝、取っ手、吊り下げ穴まで全部です。

330×200mmと書かれていても、溝と取っ手を除いた平らな面は長辺で2〜4cmほど短くなる製品があります。

切った野菜を端に寄せながら作業したいなら、この差を見込んで一回り大きい板を選んだほうが楽です。

決め方はシンクから始めるのが早道です。

シンクの内寸より長辺が長ければ洗うときに斜めにしか入らず、洗剤を流しにくくなります。

反対に、シンクの縁に渡して使いたいなら短辺が左右の縁に届く長さが要ります。

使う人数から長辺を決める考え方は樹脂でも木でも共通で、木のまな板のサイズ目安では人数別の早見表で解説しています。

食洗機に入れる予定があるなら、庫内のラック高さと、まな板を立てられる溝の幅も先に測ってください。長辺が入っても厚みが溝に入らず、結局手洗いに戻るという外し方が起きます。

厚み5mmと13mmで、ずれ方と洗う手間が変わります

薄手の板は収納しやすく、切るときにずれます

厚さ5mm以下の板は軽くて立てかけやすく、食洗機にも入れやすい反面、台の上で滑りやすくなります。

濡れ布巾を下に敷けば動きは抑えられますが、かぼちゃのように体重をかけて切るものには向きません。

薄い板ほど片面だけが乾くと反りやすいので、立てて両面を乾かせる場所が家にあるかどうかが分かれ目になります。

厚手の板は安定する代わりに、毎日の洗いが重くなります

厚さ13mm以上になると台に置いたときの安定感が増し、刃を下ろしたときの音も沈みます。

そのぶん水を含んだ状態で持ち上げる重さが毎回かかるので、シンクが浅い家では洗いにくさのほうが気になることがあります。

厚みと重さの釣り合いで迷うなら、合成ゴムまな板の厚みと重さの目安で挙げている基準が、樹脂の厚板を選ぶときの比較材料になります。

同じ「30×20cm」でも樹脂まな板の実寸がずれる理由

公称寸法は、cm単位に丸めた表示であることがよくあります。

330×200mmを「30×20cm」と書く製品も、300×200mmをそう書く製品もあるので、数字をそのまま信じると3cm違います。

通販の仕様欄がcm表記だけなら、mm単位の記載がどこかにないかを探してください。

厚さの表記も測る場所で変わります。

裏面に滑り止めのリブや脚が付いた製品では、板の厚さだけを書く場合と、脚を含めた全体の高さを書く場合があり、食洗機の溝に入るかどうかを左右するのは後者です。

フチ付きの板も同じで、表示が板面だけならフチの立ち上がりぶんが加算されます。

ずれる前提で選ぶなら、手順は3つに絞れます。

シンクの内寸と食洗機のラック寸法を実測し、公称値から長辺で1cm、厚さで3mmほど余裕をみて候補を出し、そのうえで商品ページのmm表記を確認する。

この順で見れば、表記のばらつきがあっても入らない板を買う失敗は避けられます。

樹脂まな板の表示は、裏面の刻印と商品ページの仕様欄で確かめます

確認できる場所は3か所

店頭では、板の裏面か側面に刻印された樹脂名と耐熱温度、巻いてあるラベルの表示、パッケージ裏の品質表示欄の3か所を見てください。

通販なら仕様欄に「材質」「耐熱温度」「サイズ」として並んでいます。

食洗機への対応は材質欄ではなく、別項目か注意書きに書かれていることが多いので、材質だけ見て判断しないことです。

サイズが合わないと、洗い場で毎日こたえます

長辺がシンクより長い板は、洗うたびに斜めに立てることになり、水はねも増えます。

食洗機の溝に入らない厚みの板は、せっかく対応品でも手洗いに逆戻りします。

薄すぎてずれる板は、結局その下に布巾を敷く手間が毎回加わります。

どれも使えなくなるわけではないものの、毎日のことなので、出すのが億劫になって棚の奥に入ってしまいます。

よくある質問

樹脂のまな板は食洗機に入れられますか

製品によります。

本体表示と取扱説明書で食洗機対応の記載を確認してください。

食洗機の庫内は乾燥時に温度が上がるため、耐熱温度の表示が低い板では変形の原因になります。

対応と書かれていても、強力乾燥や高温コースは避けるよう指定している製品があります。

包丁の傷が増えてきたら買い替えですか

樹脂の板は木のように削り直して平らに戻す前提の道具ではありません。

刃の跡が深く入って汚れが残るようになったら交換の時期です。

黒ずみや着色が気になる場合の落とし方は製品ごとに指定が違うので、漂白剤を使う前にメーカーの手入れ方法を確認してください。

木やゴムのまな板と、樹脂のまな板はどう使い分けますか

手入れの手間を最小限にしたいなら樹脂、刃当たりと乾きのよさを取るなら木という分け方が基本です。

木は水切れと保管場所の条件が付く代わりに、削り直して長く使えます。

木の候補を具体的に比べるならひのきのまな板のサイズと厚みの目安、樹脂より薄く軽い選択肢を探すならチタンまな板と樹脂・木との違いで解説しています。

まとめ

樹脂まな板は、原料樹脂名と耐熱温度、外寸という3つの表示をそのまま読めば、性格のおおよそが分かります。

長辺はシンクの内寸から、厚みは洗う頻度と乾かす場所から逆算すると、候補は数枚まで絞れます。

公称値はcm表記への丸めや測る場所の違いで数ミリから数センチずれることがあるので、食洗機に入れる予定があるなら庫内のラック寸法だけは先に測っておいてください。

ぜひ本記事の樹脂3タイプの比較表と、実測から逆算する決め方を参考に、毎日の洗い場に無理なく収まる1枚を選んでください。

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