無印良品のカトラリー収納|ケースと仕切りの選び方・使い分け

無印良品の売り場で「カトラリーケース」を探しても、その名前の商品は並んでいません。
箸やスプーンの仕切りに使われているのは、引き出しの中を区切る「ポリプロピレン整理ボックス」で、1から4までの4サイズが用意されています。
高さはどれも約5cmで共通、違うのは幅と奥行だけなので、引き出しの中に敷き詰めるように組み合わせられます。
裏を返せば、どのサイズを何個買うかは自分で決める作業になります。専用ケースのように「これ1つ」で完結しないため、売り場で番号を見比べたまま決めきれなくなります。
本記事では、整理ボックス1〜4の寸法の違い・箸とカトラリーの分け方・買う前に測る引き出しの内寸を解説します。

キッチン小物ラボ編集部
キッチン小物ラボは、箸やカトラリー、水筒、弁当箱、鍋、包丁、お茶まわりの道具を扱う専門メディアです。扱う範囲は「コンセントを挿さないもの」に絞り、メーカーが公表している寸法・素材・食洗機やIHの対応可否を突き合わせて、サイズの選び分けと買い替えの判断材料を整理しています。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
無印のカトラリー収納が「整理ボックス」で成り立つ理由
無印良品には、スプーンやフォークの形に合わせて溝が入ったカトラリー専用ケースはありません。箸やカトラリーの仕切りとして使われているのは、食器や調味料の整理にも使う汎用のポリプロピレン整理ボックスで、四角い箱を何個か並べて引き出しの中を区切るという考え方です。
専用品ではないので、スプーンの柄を1本ずつ受けるような形はなく、入れたものは箱の中で多少動きます。
その代わり、家族の人数が変わって箸の本数が増えても、箱の数と並べ方を替えるだけで組み直せます。
シリーズで寸法が揃っているため、幅や奥行が合わずに引き出しの奥へ半端な隙間が残るという失敗も起きにくいです。
ただしこの方式は、引き出しがある台所を前提にしています。
引き出しがなくて立てる収納や吊るす収納を検討しているなら、箱を並べる方法とは噛み合いません。
カトラリー収納の選び方では、引き出し・立てる・吊るすの3タイプを比較して解説しています。
整理ボックス1〜4は、幅と奥行だけが違う
番号は大きさの順ではなく形の違いを示す通し番号で、高さはいずれも約5cmで共通です。選ぶときに見るのは幅と奥行の組み合わせだけになります。
| シリーズ | 寸法(約) | 向いている人 |
|---|---|---|
| ポリプロピレン整理ボックス1 | 幅8.5×奥行8.5×高さ5cm | ピックや小さめのスプーンだけを一角にまとめたい人 |
| ポリプロピレン整理ボックス2 | 幅8.5×奥行25.5×高さ5cm | 箸・スプーン・フォークを種類ごとに並べて分けたい人 |
| ポリプロピレン整理ボックス3 | 幅17×奥行25.5×高さ5cm | 細かく分けず、よく使うカトラリーを1か所にまとめたい人 |
| ポリプロピレン整理ボックス4 | 幅11.5×奥行34×高さ5cm | 奥行きの深い引き出しで、手前から奥まで使い切りたい人 |
整理ボックス2を横に2つ並べると幅が約17cmになり、整理ボックス3とほぼ同じ面積に収まります。
箸とスプーンを分けたいなら2を2個、分けずにまとめたいなら3を1個と、同じ場所を別の仕切り方で埋め替えられるわけです。
整理ボックス4だけは奥行が約34cmで他と揃わないので、奥行きのある引き出し専用の1本として考えてください。
用途別に見るカトラリー収納の組み合わせ方
箸とスプーンを混ぜたくない
毎日の食事で使う箸・スプーン・フォークを取り違えずに出したいなら、整理ボックス2を必要な数だけ並べるのがいちばん素直です。
幅が約8.5cmと細いので、1列に1種類という使い方ができ、引き出しを開けた瞬間にどこに何があるか分かります。
なお、職場へ持ち出す箸は引き出しに戻ってこないため、収納とは別枠で考えたほうが混乱しません。
持ち出す分については箸箱の選び方でサイズと洗いやすさの違いを解説しています。
来客用まで同じ引き出しに入れる
普段使いは整理ボックス2で分け、来客用のナイフやケーキフォークは整理ボックス3にまとめて置くと、使用頻度で前後を分けられます。来客用を何枚持つかで必要な箱の数も変わるので、枚数の目安から決めたい場合はカトラリーセットの選び方で人数別の考え方を解説しています。
奥行きの深い引き出しを使う
奥行が60cmを超えるような深い引き出しでは、整理ボックス2を前後に2列並べるか、奥行約34cmの整理ボックス4を使うかの二択になります。前後2列にすると奥の列が取り出しにくくなるため、奥側には使用頻度の低いものを入れる前提で決めてください。
洗えるポリプロピレンと、高さ約5cmという制約
整理ボックスの素材はポリプロピレンで、取り出して水洗いできます。
箸やカトラリーを引き出しに直接入れていると、底にパン粉や砂糖の粒がたまっても引き出しごと中身を出さないと拭けませんが、箱に入れておけばその箱だけをシンクで洗えます。
箸先に水気が残ったまましまうと箱の底に水滴がたまるので、拭いてから戻すほうが清潔に保てます。
食洗機に入れられるかは、商品ページの表示と取扱説明書で確認してください。樹脂製品は耐熱の条件が商品ごとに違い、同じ素材名でも扱いが同じとは限りません。
高さが約5cmに揃っていることは、浅い引き出しでも使える反面、長さのあるものは受けきれないという意味になります。
お玉やトング、30cmを超える菜箸は縁から大きくはみ出して蓋のない状態で寝かせる形になるため、調理器具用の別の仕切りに分けたほうが引き出しの開け閉めで引っかかりません。
箸置きのような小物は、整理ボックス1に寄せておくと埋もれずに済みます。
器の形で転がりやすさが変わる点は箸置きの選び方で解説しています。
無印カトラリー収納を買う前に測る2か所
引き出しの内寸と、閉まるときの有効高さ
公式の寸法表記は「約」です。
整理ボックス2を2列並べれば幅は約17cmになりますが、引き出しの内側は前板の立ち上がりやレールの金具で、見た目より数ミリ狭いことがあります。
幅・奥行は引き出しの内側で測り、合わせて引き出しを閉めたときに上の天板や仕切り板とぶつからないかも確かめてください。
いま使っている箸とカトラリーの全長
整理ボックス2と3の奥行は約25.5cmです。
家族で長さの違う箸を使っている場合は、いちばん長い1本を測ってから選んでください。
長すぎれば奥行約34cmの整理ボックス4に替えるという判断になります。
取扱いは店舗や時期で変わり、通販の無印良品ストアでは扱う商品が限られることもあります。
実寸を測ったうえでサイズが合わなかったときは、別ブランドのケースも候補になります。
ニトリのカトラリー収納では引き出し用ケースのサイズ展開を、100均のカトラリーケースでは仕切り方の違いを解説しています。
よくある質問
無印良品にカトラリーケースという商品はありますか
その名前の専用商品はありません。箸やカトラリーの仕切りには、引き出し用のポリプロピレン整理ボックス1〜4を組み合わせて使います。
最初に買うならどのサイズがいいですか
箸・スプーン・フォークを種類ごとに分けたいなら、幅約8.5×奥行約25.5cmの整理ボックス2を2〜3個から始めると調整しやすいです。足りなければ同じサイズを足せますし、まとめたくなれば整理ボックス3に置き換えられます。
整理ボックスは食洗機に入れられますか
商品ページの表示と取扱説明書で確認してください。素材はポリプロピレンですが、耐熱の条件は商品ごとに異なります。
引き出しがない台所でも使えますか
整理ボックスは引き出しの中を区切る商品なので、置き場所が棚や調理台になる場合は、立てて使うスタンドなど別の方式のほうが合います。
まとめ
無印良品のカトラリー収納は、専用ケースを1つ買うのではなく、高さ約5cmで揃った整理ボックス1〜4を引き出しの広さに合わせて並べる作り方です。種類ごとに分けたいなら整理ボックス2、まとめたいなら整理ボックス3、奥行きのある引き出しなら整理ボックス4と、選ぶ基準は引き出しの内寸と手持ちの箸の全長に絞られます。
ぜひ本記事の寸法の比較表と測る2か所を参考に、引き出しを測ってから必要なサイズと個数を決めてください。





